Blogけやき通信

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ハムスターの冬眠

こんにちは。動物看護師の増田です。

新年のご挨拶が遅れてしまいましたが、皆様あけましておめでとうございます。

2021年も精一杯頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

さて、今年の年末年始は雪がたくさん降りとても寒くなりましたね。

私のお家にはハムスターがいるので、お部屋が寒くなりすぎないかとてもヒヤヒヤしていました・・・

ハムスターは元々冬眠をする動物ですが、ペットとして飼われている子の冬眠はとっても危険です。

疑似冬眠とよく言われますが、ペットのハムスターは決められた量のご飯しか食べていません。”蓄え” がないまま

冬眠に入ってしまうと体が耐えられず命の危険性も出てきます。10度以下になると危険で冬眠に入ってしまうことが

多いようです。早期発見できれば応急処置で回復するので、もし冬眠をしてしまった時のお家でできる処置として

以下にまとめました。

〇お部屋全体の温度を温める                                        〇ハムスターをタオルで包みその周りをカイロなどで、ゆっくり時間をかけて温める                   (※ドライヤー・ストーブなどで急激に温めない)                                          〇目を覚まして動けるようになったら、ハチミツやお砂糖をお湯で溶いたものを飲ませてあげる

体には大きな負担がかかっているので、起きてくれたからといって安心しず病院に来て下さいね。

このような怖いことにならないよう、ケージの中に室温計を設置しておき温度管理をしっかりしましょう。

外出する時には、ヒーターのコンセントが抜けていないか確認するのも大事ですね。

 

   ↑ 上下にヒーターを設置しています 

 

私のお家では水槽タイプのケージの周りに、発泡スチロール板+プチプチ(包装)を包んだもので囲いを

しています。ヒーターの熱が外に流れていかないようにするためです。夜間は暖房がなくても20度以下を下回ること

なく過ごせています。

寒い時はケージを毛布などで覆ってあげるのも良いと思います。

(苦しくならないようケージの一部は毛布が掛からない様にしてあげてくださいね)

まだまだ寒さは続くと思いますが、お家の子たちが快適に過ごせる環境づくりをして寒さを乗り越えましょう!

 

 

 

 

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