こんにちは。看護師の根本です。
毎月のブログでは病気についての話題を主にしておりますが、
私自身も子供の頃から今に至るまで動物と一緒に生活していて
今までも多くの病気やお別れもありました。
普段の飼育や病院との関わりについてなど、
飼い主目線と病院目線の両方から皆様にお伝えし参考になることが
何かあればと思い、経験からの個人的見解も入ると思いますが、
少しずつ記事にしていきたいと思います。
生き物を飼う上で一番大事なことは【終生飼育】です。
病気や事故、原因のわからない突然死、老衰…どんな形であれ
いつかはどの生き物にもどの飼い主さんにも訪れるお別れ。
その生き物が命を全うするその日が来るまで愛情をもって
面倒をみてあげて下さい。
中には飼い主さんやご家族の病気や健康面、住宅や仕事・家庭環境など
ご本人は飼いたくてもどうしても手放さないといけない事情もあり
直接的に終生飼育が困難な場合もあるかも知れません。
どう頑張っても仕方のないこともあるでしょう。
そういったことが起こった時にその子の今後を安心して託せる先を
必ず探してあげて下さい。動物は自分の生活を自らの意思で
変えることはできません。飼い主さん次第です。手放すこと自体が
必ずしも悪ではありませんが、ただ時間がなかったり何かの期限が
迫っていても、責任を果たすための精一杯の努力を尽くして下さい。
それがあなたの最低限の最大で最終的な責任です。
その命に対して最期まで責任を持つこと。
=【終生飼育】です。